秋吉台ははるか昔、サンゴ礁として誕生しそれから約3億5千万年、石灰岩の台地、カルスト台地となりました。
中世、農業の発展にともなって日本各地で草原が誕生し秋吉台でも木は切られ一面の草原となりました。草は家畜の飼料や有機肥料などに、また、ススキは屋根の材料として大切にされ、良質の草原を維持するために山焼きが行われました。秋吉台の草原は人の営みによって生まれた自然なのです。
秋吉台の自然の楽しみ方は人それぞれ。四季おりおりに訪ね、自分の足で歩き、風を空を岩を生き物を探検してください。きっと、知れば知るほど好きになります。