山口県萩市。かつて城下町として栄えたこの街で、毎年恒例の「萩城下の古き雛たち」が開催されます。

江戸時代から現代に至るまで、大切に受け継がれてきた様々なお雛様たちが、旧久保田家住宅をはじめとする市内16ヶ所の会場で、一斉に公開されます。

約1200体ものお雛様たちが織りなす、華やかで、どこか懐かしい空間。

古き良き時代の面影を残す萩城下町で、春の訪れを感じてみませんか?

萩城下の古き雛たち:見どころ

  • 旧久保田家住宅: 江戸時代後期の豪商の屋敷で、約400体ものお雛様が展示されます。
    • 御殿飾りや有職雛など、貴重な雛人形を間近で見ることができます。
    • 建物の歴史的価値も高く、見ごたえ抜群です。
  • 萩博物館: 萩の歴史や文化を紹介する博物館。
    • 萩藩主・毛利家に伝わる雛道具や、古文書などが展示されます。
    • 萩の歴史を深く知ることができます。
  • 青木周弼旧宅: 幕末の志士・青木周弼の生家。
    • 当時の暮らしを偲ばせる、貴重な資料とともに、お雛様が展示されます。
    • 歴史好きにはたまらないスポットです。
  • 口羽家住宅: 江戸時代後期の武家屋敷。
    • 格式高いお雛様や、当時の生活道具などが展示されます。
    • 武家文化に触れることができます。
  • その他: 旧山中家住宅、旧湯川家屋敷など、16ヶ所の会場で、それぞれ趣の異なるお雛様を見ることができます。

萩城下の古き雛たちの基本情報

項目内容
開催期間2025年2月3日(月)~4月3日(木)
開催時間9:00~17:00 (会場により異なる)
開催場所山口県萩市 旧久保田家住宅 ほか市内文化財施設など16会場
アクセスJR山陰本線「東萩駅」から車で約5分
料金会場により異なる
問い合わせ先萩城下の古き雛たち実行委員会(萩市観光課内) 0838-25-3139 (平日のみ)
公式サイトhttps://www.hagishi.com/hina/

4月3日は「流し雛」

最終日となる4月3日には、藍場川で「流し雛」が行われます。

子どもたちの健やかな成長を願って、紙で作った人形を川に流す、伝統行事です。

まとめ

萩城下の古き雛たちは、歴史と文化を感じながら、様々なお雛様を鑑賞できるイベントです。

ぜひ、萩の街を散策し、春の訪れを感じてください。