瀬戸内の空を焦がす、勇壮な火柱。

山口県南東部、瀬戸内海に面した歴史ある港町・上関町(かみのせきちょう)。

ここで400年以上受け継がれている新春の伝統行事が**「上関神明祭(かみのせきしんめいさい)」**です。

竹と松で作られた巨大な塔が炎に包まれ、崩れ落ちる様は圧巻の一言。

戦国武将・小早川隆景ゆかりの歴史を持ち、無病息災を祈るこの火祭りは、訪れる人々の心をも熱く揺さぶります。


空へ昇る炎の龍!高さ12mの「御神体」

この祭りの最大の見どころは、なんといっても**「御神体(ごしんたい)」への点火**です。

  • 巨大な2体の塔:会場となる埋立地には、竹や松、ダイダイなどで組み上げられた高さ約12mもの巨大な御神体が2体そびえ立ちます。
  • 迫力の点火:神事の後、この御神体に火が放たれると、瞬く間に炎がてっぺんまで駆け上がり、バチバチと音を立てて燃え盛ります。冬の空を背景に、巨大な火柱が立ち上がる光景はまさに壮観。その熱気は観客席まで届くほどです。

400年前の「戦勝祈願」が起源

ただの火祭りではありません。その起源は戦国時代末期にさかのぼります。

  • 小早川隆景と軍神:伝承によれば、毛利氏の重臣・小早川隆景が御神体を作らせて軍神を祀り、戦勝祈願をしたのが始まりとされています。
  • 400年の継承:その後、慶長9年(1604年)に上関の領主となった浦景継(うら かげつぐ)の頃から、無病息災や家内安全を祈る行事として定着し、現在まで大切に守り継がれてきました。

お腹も心も温まる「おもてなし」

炎の迫力だけでなく、地元の人々の温かさに触れられるのもこの祭りの魅力です。

  • 神楽奉納: 炎が上がる前には、伝統的な神楽が奉納され、祭りのムードを高めます。
  • 豚汁のふるまい: 寒い冬の屋外イベントに嬉しい、温かい豚汁のふるまいが予定されています(※数に限りがある場合があります)。
  • 餅まき: フィナーレには恒例の餅まきも。福を持ち帰ろうと多くの人で賑わいます。

Editor’s Note: 防寒対策を万全に

海沿いの埋立地で開催されるため、海風が吹くと体感温度はかなり下がります。炎の近くは熱いですが、待機時間は冷え込みますので、厚手のコートやカイロなど、万全の防寒対策をしてお出かけください。


基本情報 (Access & Info)

項目詳細
イベント名上関神明祭(かみのせきしんめいさい)
開催日時2026年2月1日(日) 12:00~15:00
開催場所山口県熊毛郡上関町 沖の浜埋立地
入場料無料
内容神楽奉納、御神体点火、豚汁ふるまい、餅まきなど
アクセスJR山陽本線「柳井駅」からバス「上関」行き乗車、「上関大橋」下車、徒歩約10分
駐車場あり(現地の誘導に従ってください)
主催かまどがせき会
お問い合わせ0820-62-0069(上関町教育委員会生涯学習係)

よくある質問 (FAQ)

Q. 雨天の場合はどうなりますか?

天候によっては内容の変更や中止の可能性があります。当日の開催可否については、上関町の公式情報やお問い合わせ先にてご確認ください。

Q. 駐車場はありますか?

会場周辺に駐車スペースが設けられるのが通例ですが、混雑が予想されます。係員の誘導に従って駐車してください。また、可能な限り乗り合わせでの来場をおすすめします。

Q. 「御神体」は何でできていますか?

竹を骨組みにし、松の枝やダイダイ(橙)などの縁起物を飾り付けて作られています。これらは地域の人々の手作業によって組み上げられます。


【まとめ】

400年の時を超えて燃え上がる、祈りの炎。

2026年の新春は、上関町で迫力満点の「神明祭」に参加し、一年の無病息災を願ってみてはいかがでしょうか。

温かい豚汁と、空を焦がす熱気があなたを待っています!

申し訳ありません。スペースを省略した短縮形(Minified)に修正したものを再掲します。