山口県下松市に鎮座する降松神社

推古天皇の時代(597年)に創建されたと伝えられる、由緒ある神社です。

「星降るまち」として知られる下松市ですが、降松神社の名前は、神様が松の木に降り立ったという伝承に由来すると言われています。

三つの宮と豊かな自然

降松神社は、鷲頭山(じゅずさん)の山頂、中腹、麓に、それぞれ上宮、中宮、若宮の三つの宮を構えています。

  • 上宮: 山頂に位置し、下松市街地や瀬戸内海を一望できる絶景スポットです。
  • 中宮: かつて多くの参拝客で賑わったという中宮は、上宮と若宮の中間に位置しています。
  • 若宮: 現在、中心的な役割を担っている若宮では、初宮参りや厄除け祈願などが行われています。

歴史

降松神社は、長い歴史の中で、地域の人々の信仰を集めてきました。

  • 大内氏の崇敬: 室町時代には、周防・長門を支配した戦国大名・大内氏の崇敬を受け、隆盛を極めました。
  • 神仏習合: 明治時代の神仏分離令以前は、神仏習合の形態をとっていました。

ご利益

  • 家内安全
  • 厄除け
  • 商売繁盛
  • 交通安全
  • 安産

基本情報

項目内容
名称降松神社
所在地山口県下松市大字河内吉原1989
ご祭神天照大御神など
アクセスJR下松駅から車で約15分
山陽自動車道徳山東ICから車で約20分
下松駅から防長バス「笠戸島線」に乗車、「降松神社前」バス停で下車、徒歩すぐ
駐車場あり

見どころ

  • 社殿: 各宮の社殿は、それぞれ異なる建築様式で建てられており、見ごたえがあります。
  • 境内: 広い境内は、自然豊かで、散策するだけでも心が安らぎます。
  • 眺望: 特に上宮からの眺めは絶景です。

まとめ

降松神社は、歴史と自然を感じられる、下松市を代表する神社です。

ぜひ、三つの宮を巡り、それぞれの雰囲気を味わってみてください。