山口県下松市笠戸島、静かな漁村の中に佇む深浦八幡宮。
天安元年(857年)に創建されたと伝えられる、歴史ある神社です。
周囲を海に囲まれた、静寂と絶景に包まれたこの神社は、まさに笠戸島の隠れ家と言えるでしょう。
海と共に生きる神社
深浦八幡宮は、海と密接に結びついた神社です。
境内からは、穏やかな瀬戸内海を一望することができます。
また、神社のすぐ近くには、海中に立つ石の鳥居があります。
これは、大正時代に地元の有志によって建立されたもので、深浦の西ヶ浴に祀られている厳島明神様への鳥居です。
毎年旧暦6月17日には、「十七夜管弦祭」というお祭りが行われ、複数の漁船に提灯を灯し、湾内を一巡する幻想的な光景が見られます。
境内を彩る見どころ
- 亀の碑: 境内にある亀の碑は、長寿や豊漁を祈願して建立されたと言われています。
- 歴史を感じる社殿: 長い歴史を感じさせる風格のある社殿は、周囲の自然と調和し、静寂な雰囲気を醸し出しています。
- 絶景: 「三面海に面して潮浪常に山根を洗うが如く、誠に天下の絶景」と称された景勝地は、今も訪れる人々の心を癒やします。
基本情報
項目 | 内容 |
---|---|
名称 | 深浦八幡宮 |
所在地 | 山口県下松市大字笠戸島深浦東23 |
ご祭神 | 八幡大神(応神天皇)、比売大神、神功皇后 |
アクセス | 笠戸大橋を渡り、国民宿舎大城や江の浦を過ぎた場所にあります。 公共交通機関でのアクセスは不便なため、車での訪問がおすすめです。 |
駐車場 | あり |
まとめ
深浦八幡宮は、海と山に囲まれた、静寂な雰囲気の神社です。
歴史を感じさせる社殿や海中鳥居など、見どころも豊富です。
笠戸島を訪れた際には、ぜひ足を運んでみてください。