山口県宇部市の中心街に鎮座する中津瀬神社。新天町商店街のアーケードの中にあり、買い物ついでに立ち寄れる神社です。水神様として地元の人々に親しまれており、境内には湧き水も湧き出ています。

狛犬ならぬ狛ライオン!?

中津瀬神社の最大の特徴は、なんといっても 狛犬 ならぬ 狛ライオン! 通常、神社の入り口には狛犬が置かれていますが、中津瀬神社では 石造りのライオン像 が参拝者を迎えてくれます。

この珍しい狛ライオンは、阿吽の形相で神社を守護しています。神社でライオン像を見かけることは滅多にないので、ぜひ足を止めて観察してみてください。

水神様として地域を見守る

中津瀬神社は、享和元年(1801年)に新川の治水工事の守護神として創建されました。そのため、 水神様 として信仰を集めています。境内には湧き水があり、自由にいただくことができます。地元の人々にとって、生活に密着した神社といえるでしょう。

200年以上続く伝統の節分祭

毎年2月に行われる 節分祭 は、200年以上の歴史を持つ伝統行事です。豆まき、どんど祭(古神札お焚き上げ神事)、豆茶の接待などが行われ、多くの参拝客で賑わいます。

中津瀬神社の基本情報

項目内容
住所山口県宇部市新天町2丁目2番19号
アクセスJR宇部新川駅から徒歩約10分
宇部市役所から徒歩すぐ
電話番号0836-32-4138
御朱印あり

街中のオアシス

中津瀬神社は、宇部市の中心部にありながら、静かで落ち着いた雰囲気の神社です。買い物途中に、あるいは仕事の合間に、ちょっと立ち寄って心を休めてみてはいかがでしょうか。