Notionにテキストを貼り付けた際に出る「リクエストボディが大きすぎます(Request body too large)」というエラーの原因は、一度に送信しようとしたデータ量がNotionの処理制限を超えていることです。
具体的には、テキストデータそのものの容量(約500KB以上)や、Webサイトからコピーした際に付着する「裏側の装飾コード」が重すぎることが原因です。この記事では、このエラーを回避してスムーズに長文を保存するための3つの解決策を解説します。
エラーの原因:Notionの「リクエストボディ」とは?
「リクエストボディ」とは、WebブラウザからNotionのサーバーへデータを送る際の「荷物の中身」のことです。
Notionはテキストを単なる文字としてではなく、「ブロック」という単位で処理します。長文を一気に貼り付けると、数千個のブロックを一度に生成しようとしてサーバー側で「荷物が重すぎて受け取れません!」と拒否されてしまうのです。これがエラーの正体です。
【解決策】巨大なデータをNotionに保存する3つの方法
1. 「プレーンテキスト」として貼り付ける(推奨)
WebサイトやWordからコピーした文章には、目に見えないフォント情報や色情報(HTMLタグ)が大量に含まれており、これが容量を圧迫します。装飾を捨てて「文字だけ」を貼り付けると、エラーが消えることが多いです。
- Windows:
Ctrl+Shift+V - Mac:
Cmd+Shift+V
このショートカットを使うだけで、データ量が劇的に軽くなります。
2. テキストを分割してコピペする(確実)
最も原始的ですが、確実な方法です。エラーが出る文章を半分、あるいは3分割にして、少しずつ貼り付けてください。
Notionは「1回の通信」あたりのデータ量を制限しているだけなので、回数を分ければ合計でどれだけ長い文章でも保存可能です。
3. 「インポート機能」を使う(ファイルの場合)
すでに手元に .txt や .docx(Word)、.md(Markdown)ファイルがある場合は、コピペではなくインポート機能を使いましょう。
- Notionのサイドバーにある「インポート」をクリック。
- ファイル形式(Text & Markdown や Word)を選択。
- ファイルをアップロードする。
これなら、コピペの制限とは異なる処理ルートを通るため、大きなデータでも取り込める確率が上がります。
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【比較表】どの方法で解決すべき?
状況に合わせた最適な対処法をまとめました。
| 方法 | 手軽さ | 書式の維持 | おすすめのケース |
| プレーンテキスト貼り付け | ◎ (最速) | × (消える) | Web記事の保存、装飾不要なメモ |
| 分割コピペ | △ (手間) | ○ (維持) | 太字やリンクを残したい時 |
| インポート機能 | ◯ (普通) | ○ (維持) | Wordファイル、議事録ログの保存 |
開発者向け:API利用時の注意点
Notion APIを使用してデータを送信している場合も、このエラーが発生します。
- ブロック制限: 1回のリクエストで子ブロック(children)を追加する場合、100ブロックまでという制限があります。
- 対策: 配列を100個ごとのチャンク(塊)に分割し、ループ処理で複数回に分けてAPIを叩く必要があります。
よくある質問(FAQ)
Q. 具体的に何文字くらいでエラーになりますか?
A. 文字数だけでは決まりません。純粋なテキストなら数万文字でもいけますが、装飾(太字、リンク、色)が多いと、数千文字でもエラーになることがあります。「データ容量(KB)」が基準だからです。
Q. 画像を貼る時もこのエラーは出ますか?
A. 画像の場合は「ファイルサイズが大きすぎます」という別のエラーが出ることが一般的ですが、画像をBase64形式(文字列)に変換してテキストとして埋め込もうとすると、この「リクエストボディ」のエラーが出ます。画像は通常のアップロード機能を使ってください。
Q. スマホアプリでも発生しますか?
A. はい、発生します。スマホの場合、クリップボードのメモリ制限も関わってくるため、PCよりも頻繁に発生する可能性があります。スマホでは「小分けにしてペースト」が鉄則です。
まとめ
「リクエストボディが大きすぎます」と出たら、以下の順で試してください。
- ショートカット (
Cmd/Shift/V) でプレーンテキスト貼り付けを試す。 - ダメなら、文章を半分に分けて貼り付ける。
これだけで、ストレスなく作業を再開できます。
Next Step: さっそく、エラーが出たテキストの「前半部分だけ」をコピーして、Notionに貼り付けられるか試してみましょう!