「締切日を過ぎたら『期限切れ』と赤色で表示させたい」「生年月日から現在の年齢を自動計算したい」……Notionのデータベースを便利にする数式(Formula)ですが、カッコの位置や英語の関数名を覚えるのは非常にハードルが高いですよね。

結論からお伝えすると、もう自力で数式を書く必要はありません。Notionの数式エディタには「AIに書かせる」機能が搭載されており、日本語でやりたいことを指示するだけで完璧なコードが全自動で生成されます。本記事では、関数アレルギーの方を救う「AI Formula」の裏技を初心者向けに解説します。

自力入力とAI Formulaの違い(インサイト・マトリクス)

Notionの「Formula 2.0」は非常に強力ですが、構文のルールを覚える学習コストがかかります。AIを活用することで、この壁を一瞬で突破できます。

比較項目手動での数式入力(従来)AI Formulaの活用(裏技)
必要な知識if, format, dateAdd などの英語の関数名と構文ルール「〇〇と表示して」という日本語の表現力のみ
作成スピードエラーと格闘しながら数十分〜数時間かかる指示を出して数秒で完成する
エラーの修正括弧 () の閉じ忘れなどを自力で目視確認する「エラーが出たから直して」とAIに再度投げるだけ
複雑な条件分岐if文を何重にもネスト(入れ子)して頭が混乱する「AならX、BならY、それ以外はZ」と箇条書きで指示するだけ

Notion専門家の視点:

「これからのNotion活用において、『関数の書き方を暗記すること』は全く意味を持ちません。重要なのは『自分が実現したいロジック(条件)を、いかに正確に日本語でAIに伝えられるか』という言語化能力です。プログラミングの知識がゼロの文系社員でも、AIを使えば魔法のようなデータベースを一瞬で作れる時代になりました。」

Notion AIに数式を自動生成させる3つの手順

数式エディタの中でAIを呼び出し、日本語の指示で関数を完成させる具体的なステップを解説します。

  1. 「数式(Formula)」プロパティを追加するデータベースの右端にある「+」をクリックし、新しいプロパティとして「数式」を選択します。
  2. エディタ内の「AIアイコン(✨)」をクリックする数式の入力欄(エディタ)を開くと、入力ボックスの右端や上部に「✨(キラキラマーク)」または「AIに依頼」というボタンが表示されます。これをクリックしてAIのプロンプト入力画面を呼び出します。
  3. やりたいことを日本語で指示して「適用」する「もし『ステータス』が未完了で、かつ『期限』が今日より前なら、”🚨期限切れ”と表示して。それ以外は空欄にして」といったように、日本語で具体的に指示を入力してEnterキーを押します。数秒でコードが生成されるため、問題なければそのまま「保存(適用)」をクリックして完成です。

AIに一発で伝わる!プロンプト(指示文)のコツ

AIに意図通りの数式を作ってもらうためには、少しだけ指示の出し方にコツがあります。

  • プロパティ名は「カギカッコ」で囲む:単に「日付」と書くより、「『締切日』プロパティ」とデータベースに実在する項目名を正確に指定すると、AIが迷わず紐付けしてくれます。
  • 出力してほしいテキストを明確にする:「遅れていることを教えて」といった曖昧な指示ではなく、「”⚠️要対応” というテキストを出力して」と結果を具体的に指定します。
  • 段階的に修正する:一度に出た結果が少し違った場合は、生成されたコードを消さずに、もう一度AIボタンを押して「〇〇の条件も追加して」と上乗せで指示を出せば、コードを自動で書き換えてくれます。

よくある質問(FAQ)

数式のAI生成は、有料の「Notion AI」プランを契約しないと使えませんか?

基本的には、Notion AIのアドオン(有料)を契約しているワークスペースでフル活用できる機能です。ただし、無料トライアルの回数枠(アカウントごとに約20回)が残っていれば、無料プランのままでもAIによる数式生成を試すことが可能です。

AIが生成した数式で「構文エラー」が出てしまう場合はどうすればいいですか?

ごく稀に、AIがプロパティ名を勘違いしたり、括弧を間違えたりしてエラーになることがあります。その場合は、エラーが出ている状態でもう一度AIを呼び出し、「エラーが出ました。プロパティ名が『〇〇』であることを確認して修正してください」と入力すれば、自己修正して正しい数式を提案してくれます。

数式(Formula)の計算結果を、別の数式で使うことはできますか?

はい、可能です。AIに指示を出す際に「『〇〇の計算結果』プロパティを使って〜」と指示すれば、数式同士を連携させたより高度な計算も全自動で組み上げてくれます。

まとめ

Notionの数式(Formula)は、AIの力を借りることで「専門知識が必要な難しいもの」から「日本語でお願いするだけの便利なツール」へと劇的に変わりました。まずは「チェックボックスにチェックが入ったら完了と表示する」といった簡単な条件分岐から、AI Formulaの魔法を体験してみてください!

By notions

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