結論から言うと、Notionには標準で「ペンツール」や「手書き機能」は搭載されていません。
しかし、Notion社が提供する**「FigJam」や、iPadの「スクリブル機能」**を組み合わせることで、手書きのイラストや図解、メモをNotionページ上で自由に扱うことが可能になります。
この記事では、あなたのNotionをデジタルノートのように進化させる、3つの具体的な連携方法を解説します。
1. 【推奨】FigJamを埋め込んでNotion上で描く
最もおすすめなのが、Notionファミリーのオンラインホワイトボードツール「FigJam」を使う方法です。
FigJamをNotionページに埋め込むことで、Notionを開いたまま、その場で手書きや図形の編集が可能になります。
メリット
- シームレスな連携: Notionと同じアカウントで利用でき、埋め込み(Embed)の相性が抜群です。
- 後から編集可能: 画像ではないため、一度書いた文字や図形を後から移動・修正できます。
- iPad対応: iPadアプリ版FigJamを使えば、Apple Pencilでスムーズに書き込めます。
手順
/figjamと入力し、FigJamボードを新規作成(または既存ボードを選択)。- Notionページ内にホワイトボードが表示されます。
- ペンツールを使って、図解や手書きメモを作成します。
2. iPadの手書きアプリ(GoodNotesなど)を画像化して貼る
「紙のような書き心地」を最優先したい場合は、GoodNotes 5や純正メモアプリなど、手書き専用アプリで書いたものをNotionに持ってくる方法が最適です。
活用フロー
- 手書きアプリで書く: GoodNotes 5などでノートを作成。
- コピーまたは保存: 投げ縄ツール等で書いた部分を選択し「コピー」または「画像として保存」。
- Notionにペースト: Notionのページ上で貼り付け(ペースト)。
ポイント:
本格的なイラストや、講義ノートなど大量の手書き文字を保存する場合に向いています。ただし、Notion上では単なる「画像」となるため、修正するには元のアプリに戻る必要があります。
3. iPadの「スクリブル」で手書きをテキスト化する
「図解」ではなく、「文字入力」を手書きで行いたい場合は、iPadOSの機能である「スクリブル」が役立ちます。
使い方
iPad版Notionアプリを開き、テキストを入力したい場所にApple Pencilで直接文字を書きます。すると、iPadが自動的に手書き文字を認識し、デジタルテキスト(フォント)に変換して入力してくれます。
- メリット: キーボードを出さずに、ペンを持ったままテキスト入力ができる。
- デメリット: イラストは描けない。あくまで「文字入力」の代替手段。
【比較表】あなたに合う手書きスタイルは?
用途に合わせて最適な方法を選べる比較表を作成しました。
| 特徴 | FigJam連携 | 画像貼り付け (GoodNotes等) | スクリブル機能 |
| 主な用途 | アイデア出し、図解作成 | 綺麗なノート作成、イラスト | テキスト入力 |
| Notionでの編集 | 可能(移動・削除など) | 不可(画像として表示) | 可能(テキストとして編集) |
| 検索性 | ボード内検索 | 不可(OCRなしの場合) | 可能(テキスト化されるため) |
| 手軽さ | 普通(ボード作成が必要) | 手軽(コピペのみ) | 最も手軽 |
よくある質問(FAQ)
Q. Notion自体に手書き機能が追加される予定はありますか?
A. 現時点では公式からの発表はありません。Notionは「ドキュメント管理」に特化しており、手書きやホワイトボード機能は兄弟アプリの「FigJam」に任せる方針が強いと考えられます。
Q. 手書きした文字はNotionで検索できますか?
A. 画像として貼り付けた手書き文字は、基本的には検索できません(PDF化してOCRがかかっている場合を除く)。検索性を重視するなら、スクリブル機能でテキストデータ化するか、図解の近くにキャプション(説明文)をテキストで入力しておくことをおすすめします。
Q. スマホ(iPhone/Android)でも手書きはできますか?
A. FigJamアプリを使えば指での手書きは可能ですが、画面サイズ的に実用的ではありません。手書き活用はiPadやタブレット端末での利用を強く推奨します。
まとめ:Notion×手書きで表現の幅を広げよう
Notion単体ではできない手書きも、ツールを組み合わせることで弱点を克服できます。
- 図解や思考整理なら → FigJam
- 綺麗なノートなら → GoodNotes画像をペースト
- 文字入力なら → スクリブル
まずは、Notionページの中に /figjam と打ち込んで、ホワイトボードの自由さを体験してみてください。
Next Step: iPadをお持ちの方は、今すぐNotionアプリを開き、Apple Pencilで検索バーに手書き(スクリブル)をして、検索ができるか試してみましょう!