Slackを新しく使い始める際の「ワークスペース作成」と、運用途中で必要になる「名前・URLの変更」は、どちらもブラウザの管理画面から数分で完了します。特にURLの変更は、他の連携ツール(SSOや外部アプリ)に影響が出るため、注意点を踏まえた手順解説を行います。
Slackワークスペースを新規作成する5ステップ
新しいプロジェクトや会社用にワークスペースを立ち上げる手順です。作成者は自動的に「プライマリーオーナー(最高管理者)」となります。
- 作成ページへアクセス: ブラウザで slack.com/create にアクセスします。
- メールアドレスの認証: 使用するメールアドレスを入力し、届いた6桁の確認コードを入力します(GoogleやAppleアカウントでの続行も可能です)。
- ワークスペース名の設定: 会社名やチーム名など、ワークスペースの「名前」を入力します。これは後からいつでも変更可能です。
- 最初のチャンネル作成: 現在取り組んでいるプロジェクト名などを入力し、最初のチャンネルを作成します。
- メンバーの招待(任意): 一緒に働くメンバーのメールアドレスを入力して招待します。「後で」を選択してスキップし、環境を整えてから招待することも可能です。
ワークスペースの名前とURLを変更する手順
組織変更やリブランディングの際に行う設定です。この操作は**「ワークスペースオーナー」以上の権限**が必要です。
- 設定画面を開く: デスクトップ版Slackの画面左上にある「ワークスペース名」をクリックし、「ツールと設定」>「ワークスペースの設定」を選択します(ブラウザが開きます)。
- 名前とURLの項目を探す: 設定タブを少し下にスクロールし、「ワークスペース名と URL」の項目にある「ワークスペース名や URL を変更する」ボタンをクリックします。
- 新しい情報を入力:
- ワークスペース名: メニューや通知に表示される名称です(例:株式会社サンプル)。
- ワークスペースURL: ログイン時に使用するアドレスです(例:https://www.google.com/search?q=sample-team.slack.com)。
- 変更を保存: 「変更を保存する」をクリックして完了です。
【インサイト】名前変更とURL変更の決定的な違いと注意点
名前の変更は表示が変わるだけですが、URLの変更は**「物理的な住所の変更」**に当たるため、以下のリスクを理解しておく必要があります。
| 項目 | 変更による影響範囲 | 注意点・リスク |
| ワークスペース名 | 表示上の変更のみ | 特になし。いつでも気軽に変更可能 |
| ワークスペースURL | ログイン、SSO、外部連携 | SSO(シングルサインオン)や一部のアプリ連携が切れる |
| 旧URLの扱い | リダイレクト(自動転送) | 他者に取得されない限り転送されるが、早めの周知が必須 |
専門家の視点
「ワークスペースURLを変更すると、既存のメンバーがスマホアプリから再度ログインを求められたり、ブックマークが機能しなくなったりします。変更を行う際は、必ず『〇月〇日の〇時にURLを変更します。再ログインの準備をお願いします』と事前に全体アナウンスを行い、作業後は速やかに全メンバーへ新URLを共有するのがマネージャーとしての鉄則です。」
よくある質問(FAQ)
Q. ワークスペースURLに使用できる文字に制限はありますか?
はい。URL(サブドメイン部分)は「小文字の英数字」と「ハイフン(-)」のみが使用可能です。3文字以上、21文字以内で設定する必要があります。また、Slackが予約している単語や、既に他のワークスペースが使用しているURLは設定できません。
Q. URLを変更したら、古いURLはどうなりますか?
URLを変更した後、古いURLは「空き状態」となり、誰でも取得できる状態になります。Slack側で一定期間は新URLへの自動転送が行われますが、もし第三者が古いURLを取得して別のワークスペースを作成してしまった場合、転送は即座に停止されます。
Q. 名前やURLを変更できないのはなぜですか?
変更ボタンが表示されない、あるいは保存できない場合は、あなたに「オーナー」権限がない可能性が高いです。「管理者(管理者)」権限だけではURLの変更ができない場合があるため、ワークスペースの「プライマリーオーナー」に操作を依頼してください。