結論から言うと、Slackに直接アップロードできるファイル(動画やPDFなど)の容量上限は、**無料・有料プランを問わず「1ファイルあたり1GBまで」**です。1GBを超える重い動画データを共有したい場合は、Slackに直接アップロードするのではなく、Google Driveなどのクラウドストレージのリンクを共有するのがベストプラクティスです。
Slackのファイル添付容量の制限と「現在の」仕様
動画や大量の画像ファイルを扱うクリエイターにとって、チャットツールの容量制限は死活問題です。Slackの現在の仕様を正しく理解しておきましょう。
1. 1ファイルあたりの上限は「1GB」
どんな形式のファイル(mp4、mov、zip、pdfなど)であっても、1回のアップロードで追加できる最大サイズは1GBに設定されています。これを超えるファイルはエラーとなり送信できません。
2. 無料プランの「5GB制限」は撤廃済み
以前の無料プランでは「ワークスペース全体で5GBまで」という保存容量の制限がありましたが、現在は仕様が変更され、この上限は撤廃されています。その代わり、アップロードから「90日が経過したファイル」は閲覧・検索ができなくなるという期間制限が設けられています。
【インサイト】動画ファイルの共有手法マトリックス
| 共有手法 | 手間 | 1GB以上の対応 | 保存期間と検索性 | 対象ペルソナ |
| Slackへ直接アップロード | 最小 | 不可(エラーになる) | 90日経過で非表示(無料版) | 即時性を求める若手メンバー |
| クラウドストレージ連携 | 普通 | 可能(数GBでもOK) | 永続的(ストレージの容量次第) | ナレッジを蓄積したいマネージャー |
| ビデオクリップ機能 | 最小 | -(Slackの独自機能) | 90日経過で非表示(無料版) | 画面操作を説明したいクリエイター |
専門家の視点
「動画ファイルは高画質化により1GBを簡単に超過するため、Slackを『動画の保管場所』として使うのは推奨されません。実データは社内のクラウドストレージに保管し、SlackにはそのURLを貼るという運用ルールを徹底することが、情報消失リスクを防ぐ最も確実な方法です。」
Slackに動画をアップロード・共有する3つの手順
1GB以下の短い動画を素早く共有したい場合の手順と、1GBを超える大容量動画を共有する際の手順を解説します。
パターンA:1GB以下の動画を直接アップロードする
- ドラッグ&ドロップ: デスクトップ版のSlackを開き、PC内の動画ファイル(MP4など)を、送信したいチャンネルやDMのメッセージ入力欄へ直接ドラッグ&ドロップします。
- 「+」アイコンから追加: または、メッセージ入力欄の左側にある「+(プラス)」アイコンをクリックし、「ファイルをアップロードする」を選択してPC内の動画を指定します。
- メッセージを添えて送信: アップロードのプログレスバーが完了するのを待ち、必要に応じてテキストメッセージを添えて送信ボタン(紙飛行機アイコン)をクリックします。
パターンB:1GBを超える大容量の動画を共有する
- クラウドへ保存: Google Drive、Dropbox、OneDriveなどの社内クラウドストレージに動画ファイルをアップロードします。
- 共有リンクの発行: クラウドストレージ上で対象の動画を右クリックし、「リンクを取得」または「共有」からアクセス可能なURLを発行・コピーします。
- SlackにURLを貼る: コピーしたURLをSlackのメッセージ欄に貼り付けて送信します。Google Drive等とSlackのアプリ連携を済ませていれば、Slack上で動画のプレビューを直接再生することも可能です。
よくある質問(FAQ)
Q. アップロードした動画はSlack上でそのまま再生できますか?
はい、一般的な動画形式(MP4、MOVなど)であれば、ダウンロードすることなくSlackの画面上で直接プレビュー再生が可能です。ただし、一部の特殊な動画形式はプレビュー非対応となり、一度ダウンロードしてからローカル環境で再生する必要があります。
Q. 「ファイルのアップロードに失敗しました」と出る原因は?
最も多い原因は、ファイルサイズが1GBの制限を超えていることです。また、社内のネットワーク(プロキシやファイアウォール)で大容量ファイルのアップロードがブロックされている場合や、一時的な通信エラーの可能性もあるため、時間を置いて再試行するか、クラウドストレージのリンク共有に切り替えてください。
Q. 無料プランで90日経過して見えなくなった動画はどうなりますか?
動画データ自体が完全に削除されたわけではなく、Slackのサーバー上に隠された状態になります。過去の動画を再び閲覧・ダウンロードしたい場合は、ワークスペースを有料プラン(プロプラン以上)にアップグレードすることで、即座にすべてのファイル履歴が復元されます。