結論から言うと、セキュリティ上の理由からSlackで現在のパスワードを「確認」することはできません。パスワードを忘れた場合は、ログイン画面から「パスワードのリセット(再設定)」を行うか、パスワード不要の「マジックリンク」を利用してログインするのが最も迅速で確実な解決策です。
パスワードを忘れたら?「マジックリンク」でパスワード不要ログイン
パスワードを忘れてしまったものの、とりあえずすぐに業務を開始したい若手クリエイターに最適なのが「マジックリンク」です。これはパスワードを再設定することなく、登録済みのメールアドレスさえ分かれば即座にログインできる機能です。
- マジックリンクの使い方: ログイン画面で「メールアドレスでサインインする」を選択し、自分のアドレスを入力します。受信した確認メール内のボタンをクリックするだけで、対象のワークスペースへ自動的にログインが完了します。
【状態別】Slackのパスワード変更・再設定の手順
セキュリティ規則の厳しい企業では、定期的なパスワード変更が求められることがあります。現在「ログインできている状態」と「ログアウトしてしまっている状態」の2つのケースに分けて、パスワードの変更手順を解説します。
1. すでにログインしている状態で変更する場合
- PC(デスクトップ版)の画面左下にある自分のアイコンをクリックし、「プロファイル」を選択します。
- 右側に表示される詳細パネルから「アカウント設定」をクリックし、ブラウザで設定画面を開きます。
- 「パスワード」の項目を展開し、現在のパスワードと新しいパスワードを入力して「パスワードを変更する」をクリックします。
2. ログアウト状態で再設定(リセット)する場合
- Slackのログイン画面を開き、メールアドレスを入力して進んだ後、「パスワードをお忘れですか?」のリンクをクリックします。
- 登録しているメールアドレスを入力し、「パスワードをリセット」ボタンをクリックします。
- 受信したメールを開き、「新しいパスワードを選択する」というボタンをクリックします。
- ブラウザが開いたら、新しいパスワード(推測されにくい複雑な文字列)を入力し、「パスワードの変更」をクリックして完了です。
【インサイト】Slackの安全なログイン認証マトリックス
| ログインの方式 | 手間と利便性 | セキュリティレベル | 推奨されるペルソナ・状況 |
| マジックリンク認証 | 非常に簡単 | 中(メール自体の保護に依存) | パスワードを忘れた若手社員、急ぎのモバイル利用 |
| パスワード+二段階認証 | やや手間 | 高 | リモートワーク中心のメンバー、管理者権限を持つ層 |
| SSO(シングルサインオン) | 最もスムーズ | 最高(一元管理が可能) | Google等で全社システムを統合している企業の全社員 |
専門家の視点
「Slackのパスワード忘れトラブルの大半は、複数のワークスペースで別々のパスワードを設定していることから生じます。企業として本格導入する際は、パスワード管理ツールを併用するか、SSO(シングルサインオン)を導入して『Slack専用のパスワードを作らせない』環境を構築するのが、情報システム部門の負担を減らす最適解です。」
よくある質問(FAQ)
Q. SSO(GoogleやMicrosoft)でログインしている場合はどうなりますか?
SSO(シングルサインオン)連携を利用してSlackにログインしている場合、Slack専用のパスワードはそもそも存在しません。そのため、パスワードを忘れた場合は、大元となっているGoogle WorkspaceやMicrosoftアカウントのパスワードをリセット・変更する必要があります。
Q. パスワードリセットのメールが届きません。原因は何ですか?
入力したメールアドレスが間違っているか、迷惑メールフォルダに振り分けられている可能性が最も高いです。また、企業で利用している場合、情報システム部門のセキュリティ設定によって外部(Slack)からのシステムメールがブロックされているケースもあるため、社内の管理者に確認してください。
Q. 現在のパスワードをどうしても確認する方法はありませんか?
はい、ありません。Slackは国際的なセキュリティ基準に準拠しており、ユーザーのパスワードは暗号化されて保存されています。システム管理者であっても現在のパスワードを平文で確認することはできない仕組みになっているため、忘れた場合は必ず再設定(リセット)を行う必要があります。