結論から言うと、Slackの「予約送信」は、メッセージの送信ボタン横にある矢印アイコンをクリックし、希望の日時を指定するだけで設定できます。
深夜の思いつきを翌朝の始業時間に合わせたり、時差のある相手に配慮したりと、相手の「通知」を汚さずにスマートに連絡を取りたいマネージャーやクリエイターにとって必須の機能です。
予約送信を使う3つのメリット
「今すぐ送らなくていい理由」を戦略的に活用することで、チームの集中力を守ることができます。
- 相手のプライベートへの配慮: 夜中や休日にメッセージを送ると、相手のスマホを鳴らしてしまいます。予約送信を使えば、相手の稼働時間に合わせて届けることができます。
- タスクの「送り忘れ」防止: 忘れないうちに文章を作成し、適切なタイミング(例:会議の直前など)に設定しておくことで、リマインドの手間を省けます。
- 「デキる人」の印象作り: 早朝すぎる連絡や、忙しい時間帯を避けてメッセージを届けることで、気遣いのできるプロフェッショナルな印象を与えられます。
【インサイト】即時送信 vs 予約送信の使い分けマトリックス
| 項目 | 即時送信(通常) | 予約送信(スケジュール) | 判断のポイント |
| 緊急度 | 高い(今すぐ確認してほしい) | 低い(後で見てくれれば良い) | 相手の現在の状態は? |
| 時間帯 | 相手の稼働時間内 | 夜間・休日・早朝 | 今、通知を鳴らして良いか? |
| 内容 | 即レスが必要な相談 | 報告、リマインド、共有事項 | 相手の集中を奪わないか? |
専門家の視点
「予約送信は、単なる便利機能ではなく『信頼のバッファ』です。特にマネージャーから部下へ送る場合、夜中の1通が部下のメンタルにプレッシャーを与えることがあります。**『思いついた時に書き、相手が心地よい時に届く』**ように設定するのが、2026年現在の心理的安全性を高めるSlackマネジメントの鉄則です。」
予約送信の設定と取り消しの3つの手順
PC版Slackでの操作手順を解説します。
- メッセージを作成する: 通常通り入力欄に文章を打ち込み、ファイルなどを添付します。
- 時間を指定して予約する: 送信ボタン(紙飛行機アイコン)の右側にある**「下向き矢印」**をクリックします。「明日の朝9:00」などの候補、または「カスタム時間を設定する」から好きな日時を選んで確定します。
- 予約の確認・取り消し・編集: サイドバーの最上段にある**「予約済み(Scheduled)」**をクリックします。予約したメッセージの一覧が出るので、内容を書き換えたい時は「編集」、時間を変えたい時は「スケジュールを再設定」、やめたい時は「メッセージを削除」を選択します。
よくある質問(FAQ)
Q. 予約送信したことは相手にバレますか?
いいえ、バレません。指定した時間になると、あたかも**「その瞬間にあなたが手動で送った」**かのように表示されます。「予約送信済み」といったラベルも付かないため、非常に自然にやり取りが可能です。
Q. 最大でどのくらい先まで予約できますか?
現在の仕様では、最大で「120日先」まで予約送信を設定することが可能です。数ヶ月先の定期的なアナウンスや、長期プロジェクトの節目に向けたリマインドにも十分対応できます。
Q. 予約送信したメッセージに他の人をメンションできますか?
はい、可能です。通常のメッセージと同様に「@名前」や「@channel」を含めて予約できます。指定した時間になると、そのメンションもしっかりと機能し、相手の通知を鳴らすことができます。