山口市にある龍福寺は、室町時代から続く曹洞宗の寺院。大内義隆の菩提寺として知られ、国の重要文化財に指定された本堂や、秋には紅葉のトンネルとなる参道など、見どころ満載です。

龍福寺ってどんなお寺?

龍福寺は、1206年に大内満盛が創建したと伝えられる歴史ある寺院です。大内氏の隆盛と衰退、そして毛利氏による再建という歴史の流れを見守ってきました。現在の本堂は、もとは別の場所にあった興隆寺釈迦堂を移築したもので、室町時代の禅宗様建築の特徴をよく残しています。

龍福寺の見どころ

1. 重要文化財の本堂

檜皮葺きの屋根が美しい本堂は、国の重要文化財に指定されています。内部には、本尊の釈迦如来像や、大内義隆の位牌などが安置されています。

2. 紅葉のトンネル

秋には、参道のモミジが赤や黄色に色づき、見事な紅葉のトンネルを作り出します。境内にある大きなイチョウの木も黄金色に輝き、美しい景観が広がります。

3. 龍福寺資料館

大内義隆の画像や、龍福寺に伝わる貴重な文化財を展示しています。大内氏や龍福寺の歴史について深く知ることができます。

よくある質問

Q. 拝観時間は?

A. 境内はいつでも拝観できます。資料館は9:00~17:00です。

Q. 拝観料は?

A. 境内は無料です。資料館は大人200円、小中学生150円です。

Q. 駐車場はありますか?

A. はい、無料の駐車場があります。

Q. 紅葉の見頃はいつですか?

A. 例年11月中旬から下旬です。

龍福寺の基本情報

項目内容
名称龍福寺
住所〒753-0089 山口県山口市大殿大路119番地
電話番号083-922-1009
拝観時間境内自由、資料館 9:00~17:00
拝観料境内無料、資料館 大人200円、小中学生150円
アクセスJR山口駅からバスで約5分、「堅小路」下車徒歩約2分
駐車場あり(約40台、無料)

まとめ

龍福寺は、歴史と自然を感じられる魅力的な寺院です。特に紅葉の時期は、参道が美しい紅葉のトンネルとなり、多くの人で賑わいます。山口市を訪れた際は、ぜひ足を運んでみてください。