関金御幸行列は、鳥取県倉吉市の関金温泉街で毎年9月中旬に開催される江戸時代後期から続く伝統行事です。三社の神輿とともに所作の異なる大名行列が同時に練り歩く全国屈指の奇祭を体感できます。

江戸後期から継承!三社合同の大名行列とは

鳥取県倉吉市関金町に鎮座する日吉神社・湯関神社・大鳥居神社の三社秋季例大祭に合わせて執り行われる「関金御幸行列(せきがねみゆきぎょうれつ)」。

江戸時代後期から受け継がれるこの祭礼は、三社の神輿渡御に供奉して大名行列を模した隊列が温泉街を練り歩くことから、地元では「大名行列」の愛称で親しまれています。最大の特徴は、三社それぞれの行列が同時に進行する点にあります。先頭の「湯関神社」が道中行列、続く「大鳥居神社」が登城、しんがりを務める「日吉神社」が下城の形式を表現し、所作や持ち物が微妙に異なる約85名の勇壮な行列が温泉街を往来します。

槍振りや奴の所作!注目の見どころは?

情緒ある関金温泉の街並みと、古式ゆかしい大名行列の調和が見る者を江戸情緒へと誘います。

  • 三者三様の「時代絵巻パレード」: 総勢約85名が身にまとう色鮮やかな侍や奴(やっこ)の衣装。登城・下城・道中それぞれの役柄に応じた独自の歩行や所作を間近で観察できます。
  • 息をのむ「毛槍の受け渡し」: 奴たちが独特の掛け声とともに長い毛槍を宙へと投げ渡す見事な技は、沿道から大きな拍手が湧き起こる名シーンです。
  • 倉吉市役所関金庁舎〜関金宿の巡行ルート: 13:00頃に庁舎裏を出発し、旧Aコープ前や国道313号関金宿信号を経て関金温泉街へと進む約3時間の豪華な練り歩きが楽しめます。
  • 名湯「関金温泉」での湯浴み: 行列を見学した後は、白金(しろがね)の湯として名高い関金温泉「せきがね湯命館」などでリフレッシュできます。

【編集部Tips:ローカルの楽しみ方】

行列の撮影ベストスポットは、情緒ある家並みが残る「関金宿」周辺の旧街道沿いです。14:45頃に国道313号関金宿交差点を通過するタイミングでは、三社の隊列の所作の違いが一目瞭然でフレームに収まります。鑑賞後はぜひ関金温泉の足湯や日帰り温泉に立ち寄ってみてください。

会場へのアクセス・駐車場情報は?

公共交通機関をご利用の場合は、JR山陰本線「倉吉駅」より日本交通バス(関金温泉方面行き)に乗車し、「関金温泉」バス停下車すぐです。お車の場合は米子自動車道「湯原IC」より国道313号線を経由して関金温泉方面へアクセスできます。

基本情報 (Basic Info)

項目詳細
イベント名関金御幸行列(関金三社秋季例大祭神輿渡御)
開催日程毎年9月中旬(2026年9月17日(木)開催予定)
開催時間13:00頃出発~16:00頃終了
巡行ルート倉吉市役所関金庁舎裏 ➔ 旧Aコープせきがね店前 ➔ 国道313号関金宿 ➔ 関金温泉街
開催場所鳥取県倉吉市関金町(関金温泉街一帯)
料金観覧無料
アクセスJR「倉吉駅」よりバス「関金温泉」下車すぐ / 米子道「湯原IC」より国道313号経由
公式サイトhttps://miyuki.sekigane.com/

よくある質問 (FAQ)

Q. 関金御幸行列の一番の見どころは何ですか?

A. 湯関神社(道中)・大鳥居神社(登城)・日吉神社(下城)の三社がそれぞれ異なる所作と形式で同時に練り歩く、約85名の大名行列です。

Q. 行列の運行スケジュールはどうなっていますか?

A. 13:00頃に倉吉市役所関金庁舎裏を出発し、14:45頃に関金宿信号を通過、16:00頃に関金温泉街周辺で終了となります。

Q. 観覧料や予約は必要ですか?

A. 沿道での行列観覧はすべて無料・予約不要で、どなたでも自由にご覧いただけます。

江戸時代の風格を今に伝える三社合同の大名行列「関金御幸行列」。歴史薫る関金宿と温泉街に響く掛け声、華やかな時代絵巻を体感しに、ぜひ倉吉市へ足を運んでみませんか?現地で撮影した素敵な写真は、ぜひSNSでシェアしてくださいね!