BERGGER PANCRO400 フィルムで撮影された街角のモノクロ写真。独特の粒状感とコントラストが特徴。
BERGGER PANCRO400で切り取る、印象的なモノクロの世界。その独特の粒状感と描写力を豊富な作例でご紹介します。

「いつもと違う、個性的なモノクロフィルムを探している…」
「フィルムらしい粒状感を活かしたスナップ写真を撮りたい!」
「BERGGER PANCRO400の作例やレビューが気になる!」

こんにちは!今回は、フランスの感材メーカーBERGGER(ベルゲール)社が提供するユニークなモノクロフィルムBERGGER PANCRO400について、豊富なBERGGER PANCRO400 作例を交えながら徹底レビューします。二種類のハロゲン化銀を使用するという特徴的な技術で作られたこのモノクロフィルム ISO400の魅力、使い方、そしてその描写力に迫ります。

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BERGGER PANCRO400 とは?基本スペックと際立つ特徴

まずは基本情報から。BERGGER PANCRO400は、2017年に発売された比較的新しいパンクロマティック白黒ネガフィルムです。このフィルムの最大の特徴は、臭化銀とヨウ化銀という二種類のハロゲン化銀粒子を異なるサイズで乳剤層に塗布している点。これにより、非常に広い露光ラチチュード(許容範囲)と豊かな階調表現を実現しています。

🏢

メーカー
BERGGER (フランス)

🎞️

フィルム種類
パンクロマティック
白黒ネガフィルム

🌡️

公称感度
ISO400
(増感減感対応: 200-1600)

公称感度はISO400ですが、ISO200からISO1600までの幅広い感度で使用できる柔軟性も持ち合わせています。今回の作例はイエローフィルター無し、ISO400で撮影しました。

BERGGER PANCRO400 の魅力!個性を際立たせる4つのポイント

BERGGER PANCRO400が写真愛好家を惹きつける理由を、インフォグラフィック風に見ていきましょう。

🌟
ポイント1: 独特の粒状感とシャープネス
比較的粒子が荒く、シャープな写りが特徴。コダックのT-MAXのような現代的な滑らかさとは異なり、往年のTRIXを彷彿とさせるクラシックな粒状感が魅力です。

🎨
ポイント2: 豊かな階調とコントラスト
程よいコントラストと豊かな階調により、白飛びや黒つぶれが少なく、被写体の質感や立体感をしっかりと表現します。

🔄
ポイント3: 露出と現像で変わる表情
撮影時の光線状況や露出、さらには現像処理によってコントラストや描写が変化。時にはコントラストが低く、グレーが多くなることもあり、調整の余地を残す面白さがあります。

🔧
ポイント4: 幅広い感度対応力
ISO200からISO1600までの増減感に対応。様々な撮影シーンで柔軟に活用できます。

撮影体験:Leica M3 と Elmar 50mm f2.8 でBERGGER PANCRO400の作例を撮る

今回のBERGGER PANCRO400 作例撮影では、クラシックな組み合わせであるLeica M3Leica Elmar 50mm f2.8 Iを使用しました。ISO400設定、フィルターは使用していません。

現像はプロラボサービスnetに依頼。フィルムスキャンはPlustek OpticFilm 8100を使用し、Silver Fast8 SE Plusでデジタル処理を行っています。主にスナップ撮影を通して、このフィルムの質感表現や立体感描写を試しました。

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作例ギャラリー:BERGGER PANCRO400が描き出す粒子の世界 (BERGGER PANCRO400 作例集)

それでは、実際にBERGGER PANCRO400で撮影した写真をご覧ください。特徴的な粒状感、コントラスト、そして階調の豊かさに注目です。これらは典型的なBERGGER PANCRO400 作例であり、モノクロフィルム ISO400の新たな表現の可能性を感じさせます。

スマホ世代にこそ試してほしい!BERGGER PANCRO400の個性

  • 🖤 フィルムならではの「味」を追求: デジタルでは得られない、荒々しくも美しい粒状感。PANCRO400は、モノクロ写真の奥深い表現力を再発見させてくれます。
  • 🎨 コントロールする楽しみ: 露出や現像で描写が変化するじゃじゃ馬な一面も。それを手なずけ、自分だけの表現を追求するプロセスは、まさにクリエイティブな体験です。
  • スナップ写真に新たな視点を: 日常の何気ない風景も、PANCRO400のフィルターを通せば、どこかドラマチックで印象的なシーンに変わります。

BERGGER PANCRO400 はどこで買える?現像はどうするの?

「この個性的なフィルム、どこで手に入るの?」「現像はどうすればいい?」そんな疑問にお答えします。

ステップ1: BERGGER PANCRO400 を手に入れよう! 🛒

  • フィルム専門店: BERGGER公式サイトや、海外フィルムを扱う専門店、オンラインショップなどで購入可能です。国内では「かわうそ商店」さんや「みらいフィルムズ」さんなどが知られています。
  • 一部の大型カメラ店: 取り扱いがあるか事前に確認することをおすすめします。

ステップ2: 撮影したフィルムを現像しよう! 🧪

撮影が終わったフィルムは「現像」という作業が必要です。BERGGER PANCRO400は、使用する現像液や現像時間によって描写が大きく変わるため、その点を考慮して現像方法を選ぶと良いでしょう。

  • プロラボサービス: 記事でも利用したプロラボサービスnetさんのような専門ラボでは、フィルムの特性を理解した上で最適な現像を期待できます。特に比較的新しいフィルムや特殊なフィルムの場合、経験豊富なラボに任せるのが安心です。
  • 自家現像: このフィルムのポテンシャルを最大限に引き出し、自分だけの表現を追求したい方には自家現像がおすすめです。BERGGER社自身も推奨する現像液(例:BERSPEED、BER49など)があり、データシートを参考に様々な組み合わせを試すことができます。
  • 一般の写真店: モノクロフィルムの現像を受け付けているお店であれば依頼可能ですが、PANCRO400のような特殊なフィルムの現像経験や、細かい指定に対応できるかは店舗によって異なります。事前に確認しましょう。

現像の仕上がりを待つ時間も、フィルム写真の醍醐味の一つです。どんな描写になっているか、ワクワクしながら待ちましょう!

BERGGER PANCRO400 をもっと楽しむためのヒント (Q&A風)

Q: ISO400ですが、実際の感度はどうですか?

A: 公称感度はISO400ですが、レビューにもある通り、実際にはやや感度が低めに出る傾向があるようです。そのため、露出計の指示よりも少し開け気味(プラス補正)にするか、ISO320程度で撮影するユーザーもいます。光線状態や求めるコントラストによって調整するのが良いでしょう。

Q: 「二種類のハロゲン化銀」とは具体的にどういう効果がありますか?

A: BERGGER PANCRO400は、サイズの異なる臭化銀とヨウ化銀の粒子を組み合わせて使用しています。これにより、広いラチチュード(露出の許容範囲が広いこと)を実現し、ハイライトからシャドウまで豊かな階調を捉えることができます。また、これが独特の粒状感やシャープネスにも寄与していると考えられます。

Q: 増感・減感した場合の描写はどう変わりますか?

A: このフィルムはISO200からISO1600までの増減感に対応しています。一般的に、増感(例:ISO800や1600として撮影し、現像時間を長くする)するとコントラストが高まり、粒子もより目立つようになります。逆に減感(例:ISO200として撮影し、現像時間を短くする)すると、コントラストが抑えられ、より滑らかな階調が得られる傾向があります。試行錯誤して好みの描写を見つけるのも楽しみの一つです。

まとめ:BERGGER PANCRO400で、個性的なモノクロ表現の世界へ!

BERGGER PANCRO400は、豊かな階調と程よいコントラスト、そして何よりも特徴的な粒状感で、シャープかつクラシックな雰囲気のモノクロ写真を楽しめるフィルムです。「モノクロフィルム ISO400」の中でも、そのユニークな描写は際立っています。露出や現像によって表情を変えるため、撮り手の意図を反映させやすく、クリエイティブな作品作りを目指す方には特におすすめです。多くのBERGGER PANCRO400 作例が、その奥深い表現力を物語っています。

比較的新しいフィルムのため、現像所によっては取り扱いに注意が必要な場合もありますが、その手間をかけてでも試す価値のある個性派フィルムと言えるでしょう。ぜひBERGGER PANCRO400で、あなただけのアーティスティックなモノクロの世界を追求してみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。