山口県のみすゞ七夕笹まつりとは、金子みすゞさんの生誕地である長門市仙崎にある「みすゞ通り」で毎年開催される夏祭りです。

この祭りは、平成11年に第1回目が行われて以来、今年で23回目を迎えます。祭りの見どころは、約300本の竹笹に飾られた色とりどりの短冊や竹提灯です。
短冊には、地元の子どもたちや観光客が金子みすゞさんの詩や願い事を書いています。竹提灯には、金子みすゞさんの詩や絵が描かれています。夜になると、笹と提灯がライトアップされて幻想的な雰囲気を作り出します。

祭りでは、地元小学生によるマーチングバンド演奏や合唱、地元食材を使った屋台や特産品販売なども楽しめます。また、舞台イベントでは、瀬戸崎組鯨唄やみすゞ少年少女合唱団などが金子みすゞさんの詩を歌ったり朗読したりします。
最後には、出演者や来場者が一緒になって踊る「みすゞ音頭総踊り」が行われます。この音頭は、「星とたんぽぽ」という金子みすずさんの詩をもとに作られたもので、仙崎の人々に親しまれています。

山口県のみすゞ七夕笹まつりは、金子みすゞさんの詩と仙崎の風土が調和した素朴で温かい祭りです。仙崎駅から徒歩ですぐの場所で開催されるので、アクセスも便利です。例年例年8月7日17時30分から21時15分まで開催されます。ぜひ一度足を運んでみてください。

アクセス情報

開催時期例年8月7日頃
開催場所仙崎みすゞ通り周辺
住所〒759-4106 山口県長門市仙崎みすゞ通り一帯
アクセスJR仙崎駅から徒歩で1分
電話0837-26-0904 (仙崎公民館)

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