萩城城下町の歴史をたどる、維新の志士たちとの出会い
維新の志士ゆかりの地 萩城城下町
日本の近代化に大きな影響を与えた維新の志士たち。彼らはどこで生まれ、どこで活動し、どこで亡くなったのでしょうか。その中でも、特に多くの志士がゆかりのある地といえば、山口県萩市にある萩城城下町です。
萩城城下町は、江戸時代に毛利氏が治めた萩藩の中心地でした。毛利氏は戦国時代に中国地方を統一し、関ヶ原の戦いでは西軍に属して敗北しました。その後、所領を減らされて長門国(現在の山口県)へ移されましたが、そこでも文化や教育に力を入れて発展させました。
萩藩では、儒学者・山鹿素行や林羅山などが招かれて学問所が設立され、多くの人材が育ちました。その中からは、幕末期に尊王攘夷運動や明治維新に参加した志士たちが多数出ました。例えば、
- 吉田松陰:松下村塾を開き、高杉晋作や伊藤博文などを指導した。
- 高杉晋作:奇兵隊を組織し、長州藩の主導権を握った。
- 伊藤博文:明治政府で初代内閣総理大臣となり、日本初の憲法を制定した。
- 木戸孝允:長州藩主・毛利敬親の補佐として幕末期から明治政府で重要な役割を果たした。
- 久坂玄瑞:長州藩士として幕末期から明治政府で活動し、外務省や内務省などで要職に就いた。
これらの志士たちは、萩城城下町で生まれたり暮らしたりしただけでなく、最期もこの地で迎えました。彼らの墓所や旧宅は今でも残っており、歴史的な建造物として保存されています。また、萩市内には彼らに関する資料館や記念館もあります。
萩城城下町は、「維新ふるさと歴史探訪」というコースで巡ることができます。このコースでは、
- 萩博物館
- 石見神楽殿
- 萩往還交流館
- 萩市立図書館
- 石見神楽殿
- 松陰神社
- 松陰神社前停留所
- 高杉晋作旧宅跡
- 久坂玄瑞旧宅跡
- 木戸孝允旧宅跡
などを訪れます。このコースでは約3時間かかりますが、歴史好きならもっと時間が欲しくなること間違いなしです。ぜひ一度訪れてみてください。
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萩城下町の有名な観光スポット
1.江戸屋横町
江戸屋横町は、黒板塀がつづく風情ある道です。通りには、維新の三傑の一人である木戸孝允の旧宅や、蘭方医・青木周弼の旧宅、高杉晋作・伊藤博文ゆかりの円政寺などが並びます。
2.円政寺
境内には十二支の彫刻が施された珍しい形式の金毘羅社があり、神仏習合の形態が見られる貴重なお寺です。高杉晋作や伊藤博文が幼少の頃に勉学に励んだことでも知られています。
境内には大きく迫力のある天狗の面があります。晋作は小さい頃病弱だったため、母親がこの天狗の面を見せて晋作を勇気づけたと言われています。
3.木戸孝允旧宅
西郷隆盛、大久保利通と並び「維新の三傑」と称された木戸孝允、別名“桂小五郎”の誕生地。当時の藩医の生活様式を見ることができます。
4.旧久保田家住宅
久保田家は、呉服商・酒造業を営んでおり、建物は江戸時代の後期に建てられました。意匠・構造・技術に優れ、酒造業で繁栄した往時の状況もよく伝えており、史跡萩城城下町を構成する重要な建物です。
5.菊屋家住宅
藩の御用商人を務めていた豪商・菊屋家。屋敷は江戸初期の建築で、現存する商家としては最古の部類に属し、400年の歴史があります。主屋をはじめ5棟が国指定重要文化財に指定されています。
6.菊屋横町
美しい白壁となまこ壁がつづく通りには、藩の豪商・菊屋家をはじめ、第26代総理大臣・田中義一の誕生地、幕末の風雲児・高杉晋作の誕生地があります。
高杉晋作誕生地
幕末の風雲児・高杉晋作の誕生地。敷地内には、晋作ゆかりの品や東行と号した句碑・産湯の井戸などがあります。
アクセス情報
住所 | 〒758-0077 山口県萩市南古萩町付近 |
アクセス | 中国自動車道美祢東JCTから車で20分 |
電話 | 0838-25-3139 (萩市観光課) |